Robert Greubel(ロベール・グルーベル)とStephen Forsey(ステファン・フォルセイ)がことのほか重んじる作りの精緻さは、テンプ受けにすべて手作業で施されたベルサージュ(稜線の丸み出し)とポリッシングに表れています。これらの工程には、とりわけ部品のアングラージュ(面取り)において、驚異的な熟練の技が求められます。手作業で成形され、丹念に磨き上げられた針もまた、この高度な職人技を物語る好例です。彫刻が施された本作の裏蓋もまた、仕上げの粋を示す純然たる傑作といえるでしょう。時計師たちの創意は、新たなテンプにこそ余すところなく発揮されています。